最近、ラーメン屋さんで、多く見かける
ようになったメニューがあります。
それは、「ご飯」です。
あなたは、「えっ!」って思うかもしれません。
でも、昔からある「ラーメン定食」に付いてくる
普通の白いご飯ではありません。
「ご飯」と言っても、
メニュー表にも「ご飯」と書いてあるのではなく、
「○○めし」と書いています。
「○○めし」は、白飯に明太子や生たまご、
高菜やチャーシューなどがトッピングされているご飯です。
この○○部分には、店名やトッピングの具材名が
入ることが多いです。
たとえば、
「明太子めし」「高菜めし」といった具合です。
さらに、店内POPには、
ラーメンのスープをかけて食べる「○○めし」の
「食べ方」が、書かれています。
このように、メイン商品にからめて
付帯商品を販売することを
「クロスセル」とか「クロスセリング」と言います。
この「クロスセル」の話をすると、
「ご一緒にポテトはいかがですか?」のセリフを
思い浮かべる人も多いかもしれません。
そして、
「売込みっぽくてやりたくない」
とか
「お客さんにイヤがられるのが怖くてできない」
と言う人がいます。
たしかに「ご一緒にポテトはいかがですか?」は、
売り込みです。
ですから、お客さんも「売り込まれてる」と
プレッシャーを感じてしまいます。
しかし、先ほどの「○○めし」のように、
「食べ方を教える」という切り口に変えると、
お客さんは、逆に喜んでくれます。
「教えてくれてありがとう」という気持ちになるのです。
このように、口頭で言わなくても、
メニューやPOPに「食べ方」を書くだけで、
「クロスセル」はできるのです。
ラーメン屋さんのほかにも、鍋料理の後の
「麺」や「雑炊」なども、この「クロスセル」です。
スープやソースは、旨味がたっぷり含まれているので、
メニューには無い美味しい食べ方を、料理人は知っているはずです。
ぜひ、あなたのお店でも、
お客さんに「美味しい食べ方を教えてあげる」
という視点から「クロスセル」に挑戦してみてください。
一夜にして、客単価をアップすることができます。




